損保大手「ゆがんだ商慣習」是正へ一歩

＜2024年5月10日＞

こんにちは。メルマガチームの小和瀬です。
つい先日、定期券を紛失しました。大焦りで警察や知り合いなど方々に連絡を取って、1日ブルーな気持ちでしたが、翌日家近くの塀にそっと置かれてるのを発見して事なきを得ました。住んでる地域と日本の治安の良さに心温まりました。
それでは本日の記事をどうぞ。

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〔財金レーダー〕損保大手、「ゆがんだ商慣習」是正へ一歩＝保険料調整問題

時事

　損害保険大手が企業や自治体向け保険の価格を事前調整していた問題で、東京海上日動火災保険など４社は２月末、金融庁に業務改善計画を提出した。顧客との株式持ち合いなどから生じた「ゆがんだ商慣習」が不正の温床になったことから、各社は抜本的な見直しを表明。信頼回復に向けて一歩踏み出した形だが、今後はその自浄能力が厳しく問われそうだ。

　◇政策株は全て売却

　一連の問題の舞台になったのは、企業が複数の損保と契約する「共同保険」の入札だ。本来、損保各社が入札前に保険料の水準を互いに調整するのはタブーだが、４社の担当者は水面下で情報を交換。自然災害の増加で火災保険収支が悪化する中、保険料の値崩れ防止やシェアの維持を狙い、企業や自治体など５００を超える取引先の入札で事前調整を行っていた。

　こうした行為が横行した要因として指摘されているのが