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五輪暗雲、「まさか」から「もしも」に

<2020年3月13日>

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
新型コロナウイルスの影響で、お客様訪問もままならず内勤の日々です。息抜きにランチは外に出かけますが、普段は行列で入れないようなお店も最近はすんなり入れることも多く、ラッキーと思う反面、複雑な心境です。
さて、今週は編集長に代わり、マーケット局長が執筆しました。ぜひご覧ください!

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AFP=時事AFP=時事


五輪暗雲、「まさか」から「もしも」に

  世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染をパンデミックと表明しました。夏の東京五輪・パラリンピック開催に暗雲が広がっています。米国のトランプ大統領は1年延期に言及。中止や延期論がにわかに浮上してきました。確かに、このまま感染拡大が深刻化すれば選手は競技どころではありません。そもそも、競技の代表を選考する大会や試合が一部でできない状態です。

 実は筆者自身、東京五輪開催には冷めた見方をしていました。東京に人があふれて混雑し、猛暑の中でうんざりする交通マヒ。観戦チケットは入手困難…。ところが、昨年のラグビーワールドカップを振り返り、「自国開催で、しかも日本選手が活躍すると面白い。テレビ観戦でも気分が盛り上がる」と思い直しました。五輪は何とか事態が改善し、是が非でも開催してほしいと願うばかりです。もちろん景気後退の心配も大きいです。株価は急落しています。さらに五輪開催のはしごを外されてしまうと、日本経済は大打撃を被るのは間違いありません。SMBC日興証券は、五輪中止となった場合約7.8兆円という巨額の

 

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