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苦肉の大規模緩和修正、事実上の円安対策か

<2023年8月1日>

こんにちは。JFSメルマガチームの宮園 麻梨花(みやぞの まりか)です。
先日美容院にて、何気ない会話から「今年は夏らしいことを何かしましたか?」と聞かれハッとしました。毎年暑さに負けて、お祭りや花火大会、海にも行く気にならず、気づいたら夏が終わっています。なにかしよう!と思い、先週末は部屋を真っ暗にして隅田川花火大会のテレビ中継を鑑賞しました。次回は8月5日のなにわ淀川花火大会を楽しみたいと思っています。もちろん、テレビで。
それでは本日の記事をどうぞ。

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〔時事:日銀決定会合3つの視点〕苦肉の大規模緩和修正、事実上の円安対策か

AFP時事AFP時事

 日銀は28日の金融政策決定会合で、大規模緩和の修正を決めた。「物価の上振れリスクが顕在化してから対応すると後手に回って混乱する」(植田和男総裁)ためだ。ただ、市場機能の予防的な改善は後付けの理由であり、やはり植田総裁が暗に認めたように「事実上の円安対策で、苦肉の緩和修正だったのではないか」(大手邦銀)と受け止められる。

 ◆迷走した市場との対話

 今回の大規模緩和修正に向けた日銀の対話は迷走した。今月上旬、内田真一副総裁は一部メディアのインタビューで、緩和修正に前向きと受け止められる発言を行った。金融市場ではドル買い・円売りが進展する。ところが、その後、植田総裁がG20後

 

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