マーケットニュース
インフレ退治は道半ば
<2023年6月16日>
こんにちは、JFSメールマガジン担当の松田莉奈です。少し前に、富山県の黒部ダムへ行ってきました。ちょうど竣工60周年とのことです。黒部ダムや北アルプスを一望できる展望台への220段の上り階段はつらいのですが、眺めは圧巻でした。心がすっとしました。それでは今週の記事をどうぞ。
=============================================
〔潮流底流〕FRB、インフレ退治は道半ば=利上げ見送りも再開示唆
AFP時事
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、11会合ぶりに政策金利を据え置いた。だが、インフレ圧力は根強く、利上げ再開の可能性も示唆。インフレ退治がなお道半ばであることを強くうかがわせた。
◇「あと2回」の脅し?
「サプライズ」「FRBのブラフ(脅し)だ」―。市場関係者が異口同音に意外感を示したのは、FOMC参加者が予想した今年末の政策金利見通し(中央値)が5.50~5.75%に達した点だ。通常の利上げ幅、0.25%で換算すると、現行水準(5~5.25%)からあと2回、年内の引き上げを想定していることになる。
既に政策金利が「景気抑制的」な水準にあるのは、FRB高官らも会合前から認めている。また、インフレ率は依然として目標の2%を大きく上回っているものの、昨年6月をピークに低下基調をたどっている。インフレ抑制に必要とされる以上の引き締めにもな
メルマガ登録読者限定記事
この記事を読むためには
メルマガ登録が必要です。(無料)
※Webブラウザーのクッキー(Cookie)を有効にしてください。