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FOMC前の株価、定説に疑問符ー利下げか上げか市場に迷い
<2023年5月9日>
こんにちは。JFSメルマガチームの林千晴です。
先日、知人が営んでいるコーヒー焙煎店を訪れました。豆の種類はもちろん使用する水によっても風合いがかわります。そのお店では酒蔵の仕込み水を使ったコーヒーをいただきました。よく味わってみるとこうも違うものかと驚きです。普段何となく飲んでいるコーヒーですが、自分に合う好みのコーヒーを見つけてみるのも面白いですね。
それでは、本日の編集長コラムをどうぞ。
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FOMC前の株価、定説に疑問符ー利下げか上げか市場に迷い
EPA時事
米連邦準備制度理事会(FRB)は5月2~3日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、市場予想通り政策金利の0.25%引き上げを決めました。FOMC声明文から追加引き締めの必要性を説く文言が消える一方、パウエルFRB議長は株式市場が期待する早期の利下げ開始には否定的な見解を示しました。
直近のFOMCでは政策金利の引き上げ幅自体は株式や為替など各市場が事前に織り込み、市場参加者はFOMC声明文やFRB議長による記者会見での発言に関心を寄せる傾向があります。このため、FOMC直前の株式市場について「手じまいで軟化しやすい」「様子見ムードが広がり、相場はこう着する」と説明されることが多いようです。
しかし、何事も思い込みは
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