マーケットニュース
NYダウ強さの秘訣 名門企業も容赦なく除外
<2019年12月6日>
こんにちは!JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
先日、長年お世話になっている協力会社様との宴席に参加する機会がありました。年代も経歴も様々なメンバーで、皆さんの引き出しの多さに驚かされるばかりでした。お開きの時には、ピースサインではなく「ONE TEAM」と人差し指アップで写真を撮りました。集合写真を撮る機会が増える年末、皆様もぜひこのポーズで楽しい時間を締めくくってみてはいかがでしょうか。
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NYダウ強さの秘訣 名門企業も容赦なく除外
米中関係の不透明感から今週は値下がり基調のニューヨーク株式市場ですが、ダウ工業株30種平均は史上最高値レベルで推移しています。1896年に12銘柄で算出が始まったNYダウ構成銘柄の推移を見ると、算出開始時から現在まで採用され続けている企業は皆無です。世界を代表する株価指数はその時々の優良企業を対象にしているので、パフォーマンスが好調なのは当然かもしれません。
昨年6月、発明家のエジソンが1878年に起こした会社を源流とするゼネラル・エレクトリック(GE)がNYダウの構成銘柄から除外され、話題になりました。GEはそれ以前にも除外されていた時期がありましたが、算出開始時から残っていた唯一の銘柄だったからです。株価下落による時価総額の減少が理由だとされています。ダウの構成銘柄は時代の変化に合わせ、ピカピカの企業に入れ替えられるのです。
日本人の生活を思い浮かべると、アップルのスマートフォンを使い、アマゾンでネットショッピング、グーグルで検索、フェイスブックで知人と交流というスタイルがすっかり定着しています。米国企業が新しいものを生み出す力、特にインターネットに絡む企業の躍進ぶりには目を見張るものがあります。このうち、アップルは2015年にNYダウに採用されました。
一方、日経平均株価は東証1部の225銘柄を対象に1950年から算出が開始され、これまでに大幅な銘柄入れ替えもありましたが、今なお構成銘柄になってい
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