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米国債利回り「逆イールド」に警戒感

<2021年12月7日>

こんにちは。JFSメルマガチームの中島 知乃(なかしま ともの)です。
先日友人の誘いで久しぶりにバドミントンを行いました。久しぶりにスポーツをしたためかその日はぐっすり眠ることができ、次の日は気持ちよく目覚めることができました。生活習慣の改善のために定期的に体を動かしてみようと思います。
それでは、本日の記事をどうぞ。

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2021/12/03 11:57

〔証券情報〕米金利曲線に不安の影=22年はクマ出没か

AFP時事AFP時事

 新型コロナウイルスのオミクロン株出現と米テーパリング前倒しへの警戒感が重なり、11月下旬は日経平均株価を含め世界の主要株価指数がそろって急落した。オミクロン株については、時間の経過とともに毒性や感染力などが明らかになって不安は和らぐとの見方があるが、米国の金融政策は確実に引き締め方向に向かっており、株式市場を中心に警戒感は強い。米国では国債の利回り曲線が平坦化しており、「景気後退の兆しとして売りの材料にされる局面があるかもしれない」(大手証券)という。

 11月下旬に入り、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任方針、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、パウエル氏の議会証言でのタカ派的な発言と続き、テーパリング加速と22年の複数回の利上げは「ほぼ既定路線」(国内証券)となった。

 これを受けて、米債券市場では中期ゾーンを中心に利回りが上昇した。一方で、30年物など超長期債の利回りは伸び悩んでおり、5年債と30年債の利回りの差は縮小。米国債の利回り曲線(イールドカーブ)は平坦化し、30年債の利回りが20年債を下回る「逆イールド」状態になっている。

 金利が人々の景気に対する見方を映すとすれば、イールドカーブの平坦化や逆イールドは先々の景気減速を示唆することになる。実際には利回りは債券市場の日々の需給など景気以外の要素にも影響されるため、イールドカーブの形状が先々の景気を確実に映すわけではないが、「市場で不吉な予兆とみなされリスクオフを誘発する可能性はある」(エコノミスト)。近年も、2018年12月や19年3月には米債利回りの「逆イールド」が投資家心理を冷やす局面があった。

 今秋はコロナ禍の余波による世界的な供給制約や、原油価格の上昇によるインフレ圧力の高まりが、金融引き締めを連想させて株価の重しとなった。米国で失業率が一段と低下するなど雇用回復が確認されれば、FRBは「インフレ抑制をためらう必要がなくなる」(同)。米国がテーパリングや利上げを前倒しした場合、日銀以外の主要中銀も引き締めに向かうと思われる。金融緩和と緩やかな景気回復が同時に進む「ゴルディロックス相場」という言葉のもとになった3匹のクマの物語では、主人公の快適な時間は家主のクマの帰宅で突然終わる。株式市場ではクマ(ベア)は下落を意味する。来年の株式市場では、いよいよクマが暴れるかもしれない。(了)
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本日もメールマガジンをご覧いただき、ありがとうございました。素敵な一週間をお過ごしください。次回もどうぞよろしくお願いいたします。 中島

 

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