マーケットニュース

7月マーケットサマリー

<2021年8月3日>

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原(すのはら)桃子です。
あっという間に8月に入りました。朝の出勤時から日差しがきつい上、最近は急な豪雨に見舞われる日も多いので、晴雨兼用の日傘が手放せません。それでは、本日の記事をご覧ください。

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2021/08/02 15:04

〔月間マーケットサマリー〕(2021年7月)

【為替】 ◆ドル、対円で一時5月以来の安値水準に=ユーロ円は4カ月ぶり安値

       ドル/円(日銀)          ユーロ/円(日銀)
月初    111円13~14銭        131円76~80銭
高値    111円66銭(2日)       132円15銭(2日)
安値    109円38銭(20日)      129円14銭(20日)
月末    109円52~54銭        130円28~32銭

EPA時事
EPA時事

 7月の外国為替市場でドルの対円相場は、新型コロナウイルス変異株が世界経済に及ぼす影響への懸念から安全資産としての円買いの勢いが増す中、米長期金利の急低下にも圧迫され、一時約2カ月ぶりの安値を付けるなど、総じて水準を切り下げる展開となった。

 ドル円は月初に111円台半ばで取引された後、2日に発表された弱い内容の6月米雇用統計を受けた米長期金利低下などが重しとなり、下落基調が強まった。8日には新型コロナウイルス変異株による経済回復ペースの鈍化懸念が広がり、節目の110円台を約半月ぶりに割り込んで109円台半ばまで下落。その後いったん買い戻しに110円台半ばまで上昇したが、14日の海外時間にはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で早期テーパリング(量的緩和縮小)観測が後退したことから米金利が低下、これを眺めて再び110円台を割り込んだ。さらに19日の海外時間には、コロナ変異株感染拡大への不安から売り圧力が増し、5月27日以来の安値水準となる109円付近まで下押した。

 下旬以降は不安定な動きとなっていた米株価が上昇基調となったことで投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、110円台半ばを回復。こうした中でFRBは27~28日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で事実上のゼロ金利政策と量的緩和策の維持を決定。月末にかけては米経済統計の市場予想未達などを受けてテーパリングが遅れるとの見方が広がり、再びじり安の展開となった。

 ユーロ円も市場のリスク回避姿勢が強まる中で総じて下落基調をたどった。海外時間の19日には世界的な株安などを眺めて1ユーロ=129円を割り込み、約4カ月ぶりの安値水準まで下落。ただ月末にかけては、世界の株価動向が落ち着きを取り戻したことで130円台半ば付近まで買い戻された。  

【株式】 ◆日経平均、7カ月ぶり安値=NYダウ、ナスダックは最高値更新

       日経平均株価             NYダウ
始値    2万8832円41銭       3万4507.32ドル
高値    2万8852円31銭(13日)  3万5171.52ドル(29日)
安値    2万7272円49銭(30日)  3万3741.76ドル(19日)
終値    2万7283円59銭       3万4935.47ドル

 【国内株式】7月の東京株式市場は、新型コロナ変異株による感染拡大を背景に世界経済の回復ペースが鈍化するとの警戒感が高まり、東京市場は売りが先行する地合いが続いた。月末には東京都の新規感染者急増が嫌気され、日経平均は7カ月ぶりの安値を付けた。

 日経平均は月初から新型コロナをめぐる不安からじりじりと値を下げる展開となり、9日には一時2万7419円と、取引時間中としては5月13日以来約2カ月ぶりの安値に値を沈めた。その後、米国株高などを背景として先行きの景気後退不安が薄らぎ、買い戻しが優勢となる局面も見られたが、月央以降は再度、変異株による新型コロナの感染拡大を受けた世界経済への下押し圧力が意識されて売り圧力が増大。東京都のコロナ新規感染者数が急増し、緊急事態宣言の対象拡大・延長が固まると、月末の30日は前日比498円安の2万7283円と、1月6日以来7カ月ぶりの安値水準で取引を終了した。

 【海外株式】7月の米株式市場は、月央にコロナ感染拡大への懸念から値を崩す場面もあったが、後半にはニューヨークダウ工業株30種平均、ナスダック指数ともに最高値を更新するなど、おおむね上昇基調で推移した。

 月初は強い米雇用関連統計を好感してダウ、ナスダックとも上昇。その後も、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月15、16日開催分)が事前の予想ほどタカ派的でなかったことなどから買いが優勢となる中、12日にはNYダウとナスダックがそろって2日連続で終値ベースの最高値を更新。19日には世界各地でのコロナ変異株感染拡大を受けた景気改善ペース鈍化懸念が台頭、利益確定の動きが広がって両指数は取引時間中として約1カ月ぶりの安値水準まで売り込まれた。しかしその後は好調な米企業決算が相次いだことが材料視されて株価は全般に上昇に転じ、26日にはNYダウが3万5144ドル、ナスダックも1万4840と、ともに終値ベースの史上最高値を更新した。  

【債券】 ◆長期金利、0.005%まで低下=米金利、一時1.2%割れ

      新発長期国債利回り(BB)  米10年物国債利回り(米財務省、終値)
始値      0.045%           1.48%
高値      0.005%(20日)      1.19%(19日)
安値      0.045%(1日)       1.48%(1日)
終値      0.015%           1.24%

 【国内債券】7月の東京債券市場では、月初の10年債入札が比較的良好な結果だったと受け止められたほか、米長期金利の急低下を背景に国内債券への買い意欲が増したことで、8日には長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.010%まで低下。その後も金利低下のトレンドが続いて20日には0.005%を付けた。ただ、高値警戒感などから債券の上値追いには慎重な投資家も多く、長期金利は一時同水準で下げ止まり、月末にかけては0.010~0.020%のレンジで推移した。

 【海外債券】7月の米債券市場は、世界的なコロナ変異株の感染拡大懸念や米連邦準備制度理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的緩和縮小)観測の後退などから米国債券への買い意欲が強まり、おおむね堅調に推移。米長期金利は一時1.2%を割り込み、5カ月ぶりの水準まで低下した。

 月初から6月の米雇用統計での失業率上昇などを受け、FRBによる早期のテーパリング(量的緩和縮小)観測が後退。コロナ変異株への警戒に加え、原油価格の下落なども重なって安全資産としての米債買いが膨らみ、8日には10年物米国債の利回りは1.2%台まで低下した。その後、長期金利は6月の米消費者物価が市場予想を上回る伸びを示したことから13日にいったん1.4%台へ上昇。しかし、世界的にコロナ感染再拡大の様相が強まると米債買いの動きが再度強まり、20日には1.2%台を割り込み、2月中旬以来約5カ月ぶりの低水準となった。月末にかけても長期金利は1.2%台を中心に推移した。

 ドイツ10年国債も新型コロナをめぐる警戒感などから買い優勢の流れとなり、利回りは20日に2月上旬以来となるマイナス0.41%水準まで低下した。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策策が長期化するとの見方が強まったことも独国債の買いにつながったとみられている。その後もじりじりと低下し、29日にはマイナス0.46%台を付けた。(了)
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真夏のマスク生活は厳しいですね。タイミングを見て意識的にマスクを外して深呼吸するよう心がけています。コロナ感染予防はもちろんですが、皆さん熱中症にも気を付けてお過ごしください。 春原

 

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