ブラックロック・ジャパン、日本初の外株アクティブETFを上場へ=世界の最前線のAI銘柄に集中投資
2025年08月21日 08時30分

ブラックロック・ジャパンは、日本初の外株アクティブETF(上場投資信託)を9月10日、東証に新規上場すると発表した。世界の最前線のAI銘柄40社前後に集中投資する。
このファンドは、「iシェアーズ AIグローバル・イノベーション アクティブETF (愛称:ベストAI)」。アクティブETFとは、連動対象指数のないETFだ。
日本を含む世界中のAI(人工知能)関連企業1000社以上の中から、大型企業から新生企業まで約40社を厳選する。「専門性の高い運用チームが、技術革新のスピードが速く、企業の入れ替わりも激しいAI業界の変化に、柔軟かつ迅速に対応することを目指す」としている。
ブラックロックでは、世界のETFの市場規模が2030年に25兆ドル(現在は約16兆ドル)に拡大すると見込んでいる。東証上場ETFの残高は、2025年4月末時点で86兆円を超え、機関投資家だけでなく個人投資家にも幅広く活用されているという。