9割が金利上昇を予想、対抗策は「検討していない」が6割=住宅ローンと金利意識調査-家計診断・相談サービス「オカネコ」
2025年12月26日 07時00分
(出所)「オカネコ 住宅ローンと金利意識調査」(クリックで表示)
(出所)「オカネコ 住宅ローンと金利意識調査」(クリックで表示) 国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ 住宅ローンと金利意識調査」をまとめた。住宅ローン金利が上昇局面に入りつつある中で、余剰資金を「投資」に回すべきか、「繰り上げ返済」に回すべきか、個人の投資戦略の変化を探る狙い。
調査は12月中旬に、全国の「オカネコ」ユーザーから、住宅ローン契約者113人に実施した。
この中で「今後2年以内に日本の住宅ローンの変動金利が上昇する」と予想している人は、「大幅に上昇する」(23.9%)と「緩やかに上昇する」(66.4%)を合わせて、回答者の9割を超えた。
ただ「ここ半年間で、住宅ローンの金利上昇への対抗策として、具体的に検討したことはあるか」と尋ねたところ、「特に検討していない」が61.1%を占めるなど、検討が進んでいないことが分かった。
2位以下は、「繰り上げ返済の実施時期を検討した」(16.8%)、「より低金利の銀行への借り換えを検討した」(15.0%)、「固定金利への借り換えを検討した」(14.2%)だった。
また、「今後、変動金利の住宅ローンの金利が何%になったら、『投資』よりも『住宅ローンの繰り上げ返済』を優先すべきと考えるか」と尋ねたところ、「分からない/基準はない」が32.7%で最も多く、次いで「1.5~2.0%」が16.8%、「3.0%以上」が16.0%だった。
◆難しい判断、専門家のアドバイスが重要に
(出所)「オカネコ 住宅ローンと金利意識調査」(クリックで表示) オカネコでは、調査結果について「住宅ローンを抱える層は、金利のある世界への転換を肌で感じていることが明らかになった。ただ、『投資を続けるか、返済に切り替えるか』の損益分岐点に関する明確な基準を持てない層が3割を超え、具体的な対抗策を『特に検討していない』人が6割超に上るなど、リスク認識の高さと実際の行動の間に大きなギャップが存在している」と指摘した。
その上で「『投資の期待リターン』を捨ててまで繰り上げ返済に切り替える判断の複雑さや、金融情勢の変化に伴う『次の一手』の難しさを示唆している」と分析。
「変動金利リスクが高まる今、『分からずに立ち止まる』ことが最も大きな損失につながりかねない。家計診断・相談サービス『オカネコ』を通じて、ユーザーが金利上昇というリスク環境下でも、自身のローン状況や投資状況を正確に把握し、『繰り上げ返済VS投資』の最適な損益分岐点を見つけられるよう、お金のプロによる専門的なアドバイスとサポートを引き続き提供していく」とコメントしている。
◆400Fと「オカネコ」
400Fは、「お金の問題を出会いで解決する」を理念に、2017年11月に設立された。家計改善、資産運用、保険などお金に関するさまざまなアドバイスを、ワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム「オカネコ」を運営している。
「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成などの約20の質問に答えるだけで、同エリア・同年代・同世帯構成の人と比較した家計状況を診断してもらえる。さらに、診断結果から推定した簡易ライフプランや、FPなどのお金のプロからのアドバイスコメントが届き、チャットや面談で個別相談もできる。



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