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10年、20年かけて資産を増やす=長期的な視点が重要=ウェルスナビの柴山CEOがメッセージ

2025年04月07日 12時28分

柴山和久CEO

 ロボットアドバイザー最大手のウェルスナビの柴山和久CEOは、投資家にメッセージを発信し、「相場が不安定で混乱が続くこのような時こそ、『長期・積立・分散』の基本に立ち返るべきだ」と、冷静な対応を呼びかけた。

 その上で、三つのポイントとして ①10年、20年かけて資産を増やしていくという長期的な視点 ②相場の急な変動に備え、さまざまな種類の資産に分散 ③相場が不安定な時こそ積立の効果が発揮されやすくなる-を挙げた。

 柴山CEOは、「過去20年を振り返ると、リーマン・ショックやコロナ・ショックなどの危機が何度もあったが、『長期・積立・分散』による資産運用はこうした危機をすべて乗り越えることができた」と指摘。

 「新たな関税がこのまま実施され、仮に状況がさらに悪化して金融危機が発生したとしても、そのダメージは、10年後、20年後に振り返ってみると限定的だと言える可能性が高いと考えている」とコメントした。

【ウェルスナビ】コラム
https://www.wealthnavi.com/contents/column/

 

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