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日興アセット、日本初「S&P1000」のインデックスファンドを設定へ=米国の中小型株市場に着目、11月12日に

2024年10月10日 10時00分

「Tracers」シリーズのラインアップ「Tracers」シリーズのラインアップ(クリックで表示)

 日興アセットマネジメントは、「Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)」を11月12日に設定する。米国の中小型株市場の値動きに連動する投資成果を目指す。少額投資非課税制度(NISA)の「成長投資枠」の対象ファンドだ。

 このファンドは、「S&P1000指数(税引後配当込み、円換算ベース)」をベンチークに運用する。米国の中型株式約400銘柄と小型株式約600銘柄を合わせた約1000銘柄で構成される株価指数だ。この指数をベンチマークにするファンドは、日本初だ。

 同社は、米国中小型株式に注目する理由について、①長期にわたり大型株に比べて高い利益成長力を示してきた上、足元の株価は過去と比較して相対的に割安水準になっている ②内需関連セクターの比率が高い傾向にあるため、米国の相対的に高い経済成長や産業政策が追い風になる-などを挙げている。

 「Tracers」は、「こんなの欲しかった」というアイデアをファンドの設計に取り入れ、事前に定めたルールに沿って運用(トレース)する、ネット専用の低コスト・ノーロードファンドシリーズだ。このファンドで8本目になる。

 

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