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長期投資とは「持ち続ける」こと=試練を乗り越え力量を高めよう-三菱UFJアセットの代田常務

2024年08月13日 12時00分

三菱UFJアセットの代田常務

 三菱UFJアセットマネジメントの代田秀雄常務は8日、投資家向けのメッセージ「相場の乱高下を乗り越えることで投資家としての力量が高まる」をホームページに掲載した。

 日経平均株価は8月5日、ブラックマンデーを超える下落幅を記録した。同社が運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」も、この日の解約額が設定額を上回ったという。

 代田常務は、さまざまな投資スタイルがあることを紹介した上で、「ただ、NISA(少額投資非課税制度)で投資を始めた方の多くは長期投資を志向していると思っている。長期投資とは途中で益出しや損切りをしないで、持ち続けるということだ」と指摘。「(中長期にこれらのファンドの基準価額が上昇するという)私の基本認識は、この相場の乱高下を踏まえても微塵も変わっていない」と強調した。

 その上で「期待リターンが高い投資は、リスクも大きくなる。リスクが大きいということは、期待するリターン水準に対して、直線的に右肩上がり上昇するのではなく、上下を繰り返しながら上昇するということだ」と紹介。「より大きな果実を手に入れるには、より大きな試練が待っていることに他ならない。こうした市場の乱高下を経験しながら一緒に長期投資家としての力量を高めていきましょう」と呼びかけた。

 8月8日には、相場が冷静さを取り戻しつつあり、「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」や「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の資金フローも、通常通り、設定額が解約額を大きく上回っているという。

 時事通信社がまとめた8月5日~9日の週間資金純流入額ランキングでは、これらのファンドがトップと3位になっている。
〔投信ランキング〕週間資金純流入額(8/5~8/9、時事推計値)

【三菱UFJアセットマネジメント】お知らせ「マーケティング部門長からのメッセージ~相場変動を乗り越え、長期投資を実践する~
https://www.am.mufg.jp/corp/topics/__icsFiles/afieldfile/2024/08/08/oshirase_240808_2.pdf

 

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