保有口座、「つみたてNISA」が2位に浮上=積立投資の利用率は6割超に-投信協会
2024年01月30日 14時45分
(出所)投資信託協会「2023年 投資信託に関するアンケート調査」(クリックで表示)
投資信託協会がまとめた「2023年 投資信託に関するアンケート調査」によると、投信の保有口座は「つみたてNISA」の伸びが顕著で、前回調査比10.6ポイント増の42.6%と、2位に浮上した。
トップは「普通の課税口座」で55.0%(前回調査比8.5ポイント減)、3位は「一般NISA」の33.7%(同4.4%減)と、いずれも割合が低下した。
積立投資の利用率を調べたところ、投信保有層では64.7%と前回調査より7.2ポイント増加した。世代別に見ると、20代と30代は8割を超えた。また、30~70代で利用率が上昇した。
同協会では「幅広い世代に積立投資が浸透しつつある。政府の資産所得倍増プランに基づく抜本的改革の効果が表れ始めていると言えよう」と分析している。調査は昨年9月、全国の20~79歳の男女2万人にインターネットで実施した。
【ホームページ】投資信託協会
https://www.toushin.or.jp/