ウォール・ストリート・ジャーナル
バロンズ・ダイジェスト

マーケットニュース

GAIA、仲介預かり資産が1000億円に到達=フィーベースを確立、「仕組みで応える顧客本位」を実現

2026年07月30日 08時00分

(出所)GAIA(出所)GAIA(クリックで表示)

 IFA法人のGAIA(本社東京、中桐啓貴社長)は、仲介する預かり資産が6月末時点で1000億円に到達したと発表した。独立系ファイナンシャル・アドバイザー(IFA)が中立的は立場から資産運用サービスを提供しており、創業20周年になる。

 「資産を『増やす』だけでなく、人生100年時代に『豊かに使う』プロセスまで一貫して支援する『二世代プライベートFPサービス』を軸に、お客さまと家族の人生に長く寄り添う伴走体制をさらに強化していく」と話している。

◆フィー収入が固定費を上回る、顧客本位を事業構造で支える

(出所)GAIA(出所)GAIA(クリックで表示)

 同社は、収益の源泉を、売買手数料中心とする「コミッション型」から、お客さまの資産残高に連動する「フィーベース型(残高連動報酬)」へ、全面的に転換を進めてきた。その結果、預かり資産に占めるフィーアセットの比率は7割を超え、フィー収入が固定費を上回る水準になった。

 これにより、短期的な売買手数料に過度に依存することなく、お客さまに対して長期的かつ継続的なアドバイスを提供できる、強固な経営基盤を確立した。お客さま本位の姿勢を個々のアドバイザーの意識だけに委ねるのではなく、事業構造そのものによって支えていくことが可能になった。

◆資産を「増やす」だけでなく「活かす」「受け継ぐ」まで

 フィーベース型のビジネスモデルでは、お客さまの資産残高の成長が収益成長に直結する一方、お客さまが資産を活用する局面では、引き出しによって収益が一時的に減少することがある。

 同社では、「『資産運用』そのものは手段であり、その目的は『人生を豊かに過ごす』ことにほかならない。お客さまの資産運用と、そしてその先の資産活用を支えることが、専門家としてのアドバイザーの役割だ」と指摘。

 「『二世代プライベートFP』をコンセプトに、お客さま本人だけでなく家族にも寄り添いながら、資産を『増やす』だけでなく、『活かす』『受け継ぐ』までを長期にわたり支え続ける」考えだ。

◆「ドリーム・ベース・プランニング」、退職後の人生を豊かに

 日本の世帯貯蓄は60代でピークを迎えた後も大きくは取り崩されず、70歳以上においても高い水準を維持している。老後の不安から資産を十分に活用できていない可能性がある。

 同社では、「これからの時代に必要なのは単なる金融商品の提案ではなく、お客さま一人ひとりの価値観や人生の希望に寄り添い、『自分にとって本当に価値あるお金の使い方』を考え、実行するための伴走だ」と指摘。

 資産を引き出しながら活用する専門的なプランニングとアフターフォローを、「ドリーム・ベース・プランニング」として提供している。お客さまがかなえたい夢や希望を起点に、資産の寿命、将来の支出、運用リスク等をシミュレーションし、アフターフォローを継続している。

◆長期的なリレーションシップの証明

(中桐社長)(中桐社長)

 中桐社長は「仲介する預かり資産1000億円というマイルストーンは、長年にわたり当社を信頼し、大切な資産を託してくださったお客さま一人ひとりとの、長期的なリレーションシップの証明だ」と指摘。

 「『お客さまの利益と当社の成長が同じ方向を向く金融サービスこそが顧客本位である』という信念のもと、フィーベースモデルへの全面的な転換を決断し、この姿勢を貫き通した。その結果として、残高連動によるフィー収入が固定費を上回る持続的な経営基盤を確立し、1000億円という信頼の絆に結実したことは、日本の金融アドバイス産業における一つのイノベーションであると確信している」と述べた。

 その上で「お客さまの人生に長く寄り添い、二世代、三世代にわたって資産を次の世代へと引き継ぐ支援を提供するには、アドバイザー個人の努力だけでなく、組織としての高いガバナンスと持続可能な事業構造が不可欠になる。私たちは上場企業として社会的責任を果たしながら、お客さまの資産形成と資産活用のプロセスを生涯にわたって、そして世代を超えて守っていく覚悟だ」と話している。

 

ウォール・ストリート・ジャーナル
オペレーションF[フォース]