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2025年の世界の企業利益、過去最高を更新=日本の株主還元の伸び、世界平均を上回る-米系大手のキャピタル・グループ

2026年01月22日 08時00分

(出所)「Capital Group ”Global Equity Study: Profit Watch” report」(出所)「Capital Group ”Global Equity Study: Profit Watch” report」(クリックで表示)

 米系大手運用会社のキャピタル・グループは、世界の主要株式市場を分析したグローバル株式調査「Global Equity Study」の第3弾「企業収益ウォッチ」を発表した。2025年は、世界の主要上場企業1600社の税引き後純利益が前年比12.2%増の4.85兆ドルとなり、過去最高を更新した。

 日本企業は、25年3月期(2024年4月~25年3月)に、過去最高となる2675億ドルの利益を計上した。前年比2.6%増だった。また、配当・自己株買いの合計は1630億ドルとなった。2021年同期比36%増で、全世界平均(22%増)を上回った。

 キャピタル・インターナショナルのインベストメント・ディレクター雨宮弘明氏は、企業収益の現状について「2016年以降、世界の主要企業における利益、キャッシュフロー、株主還元は2倍に拡大し、世界的なインフレ率の2倍のペースで成長している。この長期的な業績成長は、株価を押し上げ、巨額のキャピタルゲインと株主還元資金を生み出した」と評価した。

雨宮弘明氏

 その上で「持続的な利益成長が高水準の還元維持には不可欠であり、投資家にとって持続的な収益性と強固なファンダメンタルズを備えた企業を選別することが重要だ。(企業の)成長が一様でない環境下では、慎重な投資先の見極めと選択を行うアクティブ運用がこれまで以上に求められる」と述べた。

 

 

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