世界経済は成長加速、日本株に楽観見通し=米運用会社のルーミス・セイレスの会長兼CEOらが来日
2026年03月06日 07時00分
(ケビン・チャールストン氏) ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ傘下の運用会社ルーミス・セイレス(米国ボストン)のケビン・チャールストン取締役会会長兼CEOらが来日し、世界経済の見通しなどについてメディア説明会を開催した。ルーミス・セイレスは1926年の創業で100周年を迎える。
ケビン・チャールストン氏は、ルーミス・セイレスの運用哲学について「投資の成功は、二つの要素に関わっている。一つは独立した調査力を持つこと、もう一つは顧客のニーズを理解し、献身することだ。市場の多数派のコンセンサスとは異なる視点で、『逆張り投資』を実行してきた」と話した。
その上で「『逆張り投資』には、非常に鋭い分析力が必要であり、リスクを正しく評価し、確信が得られた時だけに行動するという忍耐力が求められる。こうした考え方が、当社の全ての投資戦略のベースになっている」と述べた。
(デイビッド・ローリー氏) デイビッド・ローリー氏(ポートフォリオ・マネージャー兼グローバル債券チーム共同責任者)は、マクロ経済の見通しについて「イラン情勢により不確実な要素はあるものの、基本的に世界経済の成長は加速し、投資機会は拡大していくと見ている」と述べた。
その上で、成長の要因として「米国では、資本の拡大、人工知能(AI)による競争の激化がある」と指摘した。また、欧州では「国防費の増大が、投資意欲が再燃するカタリストになった。貿易は、米国の関税政策によってパターンを変えたが、加速を続けている」と分析した。
イラン情勢については「ペルシャ湾の石油とガスの供給が非常に大きく、長きにわたって混乱することがあれば、異なったストーリーを考えなくてはいけないが、混乱が限定的なものに終われば、世界経済の見通しは良好だろう」と述べた。
日本については「海外から見ていても、日本の新政権は自信にあふれており、安全保障に力強い投資を行うとコミットしている。インフレが安定化し、経常黒字は強い数字が出ている。日本株式は、ここからさらに上昇するだろうと楽観的に見ている」と話した。



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