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低コストのファンドほど成功率が高い傾向=調査レポート「ファンド費用の予測力 日本版2026年」を公開-モーニングスター・ジャパン

2026年04月30日 07時30分

(出所)モーニングスター・ジャパン(出所)モーニングスター・ジャパン(クリックで表示)

 モーニングスター・ジャパンは、調査レポート「ファンド費用の予測力 日本版2026年」を公表した。日本籍の公募投信とETFについて、カテゴリー別に過去5年のデータを使って、運用費用と成功率を検証したところ、「低コストのファンドほど成功率が高い傾向」が確認されたという。

 成功率は、「分析期間中に存続し、かつカテゴリーのトータル・リターンの平均値を上回るパフォーマンスをあげたファンド」を成功ファンドとして算出した。

 例えば、世界株では、低コスト群の成功率が79%だったのに対して、高コスト群は24%と大きな差が生まれた。

 日本株を見ると、大型株では同様の傾向が見られたものの、中小型では単純な費用の低さと成功率の関係は弱まっている。

 一方、世界債券では高コストのグループが55%と高い成功率を示し、低コスト・グループの39%を上回るなど、他の資産クラスとは異なる傾向が見られた。

 橋本直子シニア・アナリストは、運法費用について「ファンドの長期的な成功を予想するうえで最も信頼性の高い要因の一つだ。確実かつ継続的に発生し、リターンから直接控除されるため、運用者はその分を上回るリターンを継続的に創出する必要があるためだ」と指摘した。

 モーニングスターの改訂後のメダリスト・レーティングでも、引き続き、最も信頼性の高い要因の一つであることを踏まえているという。

 

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