キャリアアップや営業成績向上に有効=金融機関勤務者のFP資格活用実態調査-日本FP協会
2026年04月27日 07時30分
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(出所)日本FP協会(クリックで表示) 日本FP協会(東京、白根壽晴社長)は、「金融機関勤務者FP資格活用実態調査」をまとめた。それによると、FPの上級資格であるCFP®認定者では、約7割が「業務遂行力」や「キャリアアップ」といった仕事面のみならず、「私生活の満足度」や「有効性の実感」といった広範囲な指標においても、有用性を実感していることが分かった。
FP資格には、日本FP協会が認定する「CFP®資格」(FPの上級資格)および「AFP資格」と、国家検定である「FP技能士」(1~3級)がある。調査は今年1~2月に実施し、約800人のデータを集計した。
◆「自分」→「他者」→「人生」と価値範囲が拡大
調査の中で、資格の有用性を尋ねたところ、FP資格取得の難易度が上がるごとに、FP資格の有用性を実感するスコアも上昇することが分かった。具体的には、2級FP技能士が48.1%、AFP資格が50.7%、CFP®資格が78.2%だった。
同協会では、「自由回答を見ると、2級FP技能士は自身のスキルアップを目的とした『自己の基盤構築』が中心だが、AFP資格では『他者への貢献』へと視座が広がり、上級資格のCFP®資格においては、「不可欠」「人生」といったキーワードが象徴するように、資格が単なる仕事のツールを超え、自身の豊かな人生を設計するうえで必要なものとなっている」とコメントしている。
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◆業種ごとに活用状況や意識に違い
(出所)日本FP協会(クリックで表示)
(出所)日本FP協会(クリックで表示) FP資格の活用状況や資格に対する意識について、業種ごとに比較すると、銀行は「自己研鑽意識の高さ」、保険は「業務上での重要性の高さ」、証券は「FP知識の専門性の追求」というように、特徴が見られた。
◆「FP資格者の推奨度」と「会社支援」との間にギャップ
FP資格を保有していない人への推奨意欲は、CFP®資格が67.8%と突出して高いことが分かった。一方、所属する企業のFP資格取得の奨励度は、2級FP技能士が70.8%と最も推奨されており、CFP®資格は50.7%にとどまっている。
同協会では、「企業側は基礎資格の取得支援にとどまらず、上位資格への取得支援を強化することで、業務面でのポジティブな効果を生むことが期待できる」とコメントしている。



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