「ひふみクロスオーバーpro」、投資先企業が上場へ=今後も継続して株式保有-レオス・キャピタルワークス
2026年01月20日 09時00分

投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス(本社東京、藤野英人社長)は、未上場段階から上場後まで株式を継続保有してスタートアップ企業を支える「ひふみクロスオーバーpro」で、投資先企業が上場する予定になったと発表した。
新薬開発のイノバセル(本社東京、ノビック・コーリンCo-CEO、シーガー・ジェイソンCo-CEO)が19日付で、東証グロース市場への新規上場について承認を受けた。上場予定日は2月24日。
この会社は、便失禁・尿失禁といった失禁領域に特化し、ヒトの細胞を用いた治療用製品・製剤の研究開発と商業化を行なう。また、世界各国から有望な細胞治療シーズを発掘し、独自の製造技術を活かしてパイプラインを構築している。
「ひふみクロスオーバーpro」は、2024年9月に運用を開始し、イノバセルに25年5月から投資している。ファンドマネージャーの松本凌佳氏は「全世界の人々に希望を届けるイノバセルのグローバルな挑戦を、今後も引き続き応援していく」とコメントしている。
「ひふみクロスオーバーpro」は、未上場企業と上場企業の双方に投資し、「上場」という枠組みを超えたクロスオーバー投資を行う。NISAを通じて未上場株と上場株の両方に投資できる。
従来は限られた投資家に偏りがちだった未上場投資の機会を一般の個人にも広げながら、「上場前で資金調達が難しい」「上場後に長期視点の株主が減る」といった日本のスタートアップが直面してきた構造的課題に正面から向き合い、成長の初期から成熟段階までを一貫して支える新しい投資の形を目指している。
「ひふみクロスオーバーpro」の純資産総額は、昨年12月22日付で400億円を突破した。



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