三菱UFJアセット、「MAXIS日本株高配当SMART50上場投信」を新規上場=高配当特性を強化、インカムのニーズに応える
2025年11月14日 08時00分

三菱UFJアセットマネジメントは13日、「MAXIS日本株高配当SMART50上場投信」(銘柄コード:461A)を東証に上場させた。
このETFは、ファンドの1口当たりの純資産額の変動率を「野村日本株高配当SMART50」の変動率に一致させることをめざして運用する。
「野村日本株高配当SMART50」は、国内上場株式の中から、時価総額や流動性を勘案した上で、予想配当利回りが高い50銘柄に投資する指数だ。①自社株買い ②過去リターン ③売買代金 ④予想配当利回り-の各スコアを総合的に勘案して、組入比率を決定する。個別銘柄の組入上限は10%で、銘柄入替は四半期ごとに実施する。
三菱UFJアセットマネジメントの糠信英樹常務執行役員は、このETFの魅力について「東証がコーポレートガバナンス改革を推進する中で、上場企業は配当に対する意識を強めており、投資妙味が高まっている。また、インカム収入を期待するお客さまが増えており、そうしたニーズに応えることができる」と指摘した。

連動をめざす指数「野村日本株高配当SMART50」については、「高配当株指数の中でも、高配当特性を強化した、まったく新しいコンセプトの提案になる」と指摘した。具体的には「自社株買いや過去のリターンを意識することで、配当が今、高いだけでなく、配当の安定性や将来の上方修正の可能性の高い銘柄の比率を高めるプロセスを組み込んでいる」と説明した。
糠信氏は「企業改革は、時間をかけて実現するものであり、高配当は息の長いテーマだ。このファンドも長期的に保有していただければと思う」と述べた。



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