インパクトファンドの運用開始=社会・環境課題の解決に挑戦する中小型上場企業を後押し-かんぽ生命とアセットマネジメントOne
2025年12月25日 07時00分
(出所)かんぽ生命保険、アセットマネジメントOne(クリックで表示) かんぽ生命保険とアセットマネジメントOneは、「AMOne国内中小型株式インパクト戦略ファンド」の運用を開始した。社会・環境課題の解決に挑戦する中小型上場企業の事業活動を後押しし、投資リターンの向上と社会課題の解決の両立を目指す。
具体的には、かんぽ生命が、サステナブル投資において重視するテーマ「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」と整合するインパクトテーマを設定。アセットマネジメントOneは、このテーマに沿って、社会・環境課題の解決に資する事業を展開し、持続的な成長が中長期的に期待される約30~50社の中小型上場株式に投資する。
両社は、中小型上場企業を取り巻く環境について「上場したばかりの新興企業は、時価総額が小さいなどの理由で、株式市場の主要な資金提供者である機関投資家からの投資やエンゲージメント(対話)を通じた伴走支援を受けにくいケースがある」と分析。
このファンドの役割について「経験豊富なファンドマネージャーとインパクト評価に精通したアナリストが連携し、資金提供と対話の両面から新興企業に伴走することで、企業価値の向上とインパクト創出の拡大を図る」と説明している。



![オペレーションF[フォース]](https://financial.jiji.com/long_investment/img/opf_banner.jpg)