スマホ保険、約4人に1人が加入=加入者の約半数が補償サービスを利用-家計診断・相談サービス「オカネコ」
2025年09月05日 08時00分

国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ スマホ保険に関する調査」をまとめた。調査は8月下旬に、全国の「オカネコ」ユーザー282人に実施した。
この中で、スマートフォンに関連する保険や補償サービスの加入状況を尋ねたところ、「加入している」と回答した人は26.6%だった。およそ4人に1人が、スマホ保険等に加入し、トラブルに備えていることが分かった。
◆トラブル経験者の保険加入率は、未経験者の約2倍に

調査の中で、スマホの故障・破損・紛失の経験有無と保険の加入状況をクロス分析したところ、「過去にトラブルを経験したことがある人」では、加入率が38.1%だった。一方、「トラブルの経験がない人」は18.9%だった。
「『トラブルを経験したことがある人』の加入率は、未経験者の約2倍になった。
◆保険加入者の約半分が補償サービスを利用
保険加入者に、補償サービスの利用状況を尋ねたところ、「利用したことがある」と回答した人は45.3%と、約半分を占めた。
補償内容は、「画面割れ」「バッテリー交換」が、それぞれ38.2%だった。次いで「故障」(32.3%)、「水没」(17.6%)、「紛失・盗難」(14.7%)だった。
オカネコでは「高額なトラブルだけでなく、日常的に発生する身近な故障への備えとしても活用されている実態が分かった」と分析している。


◆支払ってもよい月額費用、「500円未満」が約半数
調査の中で「スマホ保険に支払ってもよい月額費用」を尋ねたところ、「500円未満」が48.6%でトップだった。次いで「いくらでも支払いたくない」が31.6%を占めた。
オカネコでは「多くの人が万が一に備える必要性は感じつつも、許容できる月額料金のハードルは非常に低いことが分かった」と分析している。
オカネコでは、スマホ保険をはじめ、日々の生活に潜むお金の疑問や不安について、専門家監修のメディア『オカネコマガジン』でも、分かりやすく解説している。スマホ保険に関する話題では、「<2025年最新>スマホ保険おすすめ22選-料金・補償・スペック比較と選び方」や「スマホ保険は本当に必要か? 加入すべき人と加入すべきでない人の特徴」を掲載している

◆400Fと「オカネコ」
400Fは、「お金の問題を出会いで解決する」を理念に、2017年11月に設立された。家計改善、資産運用、保険などお金に関するさまざまなアドバイスを、ワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム「オカネコ」を運営している。
「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成などの約20の質問に答えるだけで、同エリア・同年代・同世帯構成の人と比較した家計状況を診断してもらえる。さらに、診断結果から推定した簡易ライフプランや、FPなどのお金のプロからのアドバイスコメントが届き、チャットや面談で個別相談もできる。