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バイデン氏当選で米株価4.5%下落? 投資顧問・堀古氏が講演
<2020年10月13日>
2020/10/07 13:16
バイデン氏当選、株4.5%下落?=法人税上げ「痛手でない」―米投資顧問・堀古氏
EPA時事
【ニューヨーク時事】米投資顧問のホリコ・キャピタル・マネジメント最高運用責任者、堀古英司氏は6日、オンライン上で開かれた時事トップセミナー(米国時事通信社主催)で講演した。米大統領選について、民主党候補のバイデン前副大統領が勝利した場合、米株価は4.5%下落、トランプ米大統領再選では8.3%上昇する可能性があるとの分析結果を示した。
堀古氏は講演で、検索最大手の米グーグルの検索ワードに関するデータを引用し、大統領選はバイデン氏が有利との見方を披露。ただ「かなり僅差。ちょっとしたことで変わる可能性がある」と話した。市場で懸念が大きいバイデン氏が掲げる法人税率引き上げには「28%に上げたとしても、かつての30%超よりは低い」として、大きな痛手にはならないとの見方を示した。
株価への影響は、同時実施される上院議員選挙も大統領選と同じ政党が勝利することを前提に分析した。もっとも、堀古氏は「金融緩和などが株価に与える効果はもっと大きい。数%の影響にあまり気を取られない方が良い」とも指摘。「接戦なので、選挙が終わるだけで(先行きの不透明感が晴れて)株価上昇効果があるかもしれない」とユーモアを交えて語った。
堀古氏は、東京銀行(現三菱UFJ銀行)為替資金部ドル・円ディーラー、同ニューヨーク支店
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