マーケットニュース
恐怖指数はTACO織り込み…日米交渉決裂でも相場は無風?
<2025年6月10日>
こんにちは。JFSメールマガジン担当の梅堀正啓です。6月1日(日)競馬の祭典・日本ダービーを現地で観戦しました。最後の直線は、スタンド全体が揺れるような大歓声に包まれ、まさにスポーツの決勝戦と言える迫力に圧倒されました。「観るだけでも楽しめるスポーツ」だと実感。これからも賭けすぎ注意で、“ほどほど”に楽しもうと思います。それでは本日のコラムをどうぞ。
=============================================
恐怖指数はTACO織り込み…日米交渉決裂でも相場は無風?

赤沢亮正経済再生相がトランプ米政権と自動車や鉄鋼などの関税見直しを協議するため、13日に訪米する方向で調整中です。日本は15日に始まる先進7カ国首脳会議(G7サミット)での合意を目指していますが、今のところ米国との一致点は見つかっていないようです。
一方、6月9日の米S&P500指数と翌10日の日経平均株価はともに2月21日以来およそ3カ月半ぶりの水準に上昇し、4月上旬の「トランプ関税暴落」以来の高値を付けました。株式市場を見る限り、日米交渉決裂を投資家が恐れている様子は読み取れません。売りを急ぐどころか買いが強まっています。5月下旬以降、市場に広まった「TACO」の通りとも言えそうです。
TACOとは、Trump Always
メルマガ登録読者限定記事
この記事を読むためには
メルマガ登録が必要です。(無料)
※Webブラウザーのクッキー(Cookie)を有効にしてください。