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日米不動産株、インフレ・円安で明暗 働き方も影響か

<2022年10月18日>

こんにちは、JFSメールマガジン担当の松田莉奈です。
先日、学生時代にお世話になった方が銀座に遊びに来ました。眺めの良い場所が好きらしく、次回は時事通信ビルの13階ラウンジでお茶をする約束をしました。晴れているとよいのですが。
それでは今週の編集長コラムをどうぞ。

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日米不動産株、インフレ・円安で明暗…働き方も影響か 

AFP時事AFP時事

 世界的にインフレが進み、米国では株式も債券も値下がり基調をたどっています。日本でも株安とともに日銀のコントロールが効きにくい超長期債が売られ、新発30年物国債の利回りは17日に1.5%台と、2015年6月以来の水準に上昇(価格は下落)しました。大半の投資家にとって運用が難しい状況です。

 そこで思い出したのが、「不動産はインフレに強い」とされることです。デフレ下では物価が継続的に下落し、現金の価値が相対的に浮上したのと逆に、インフレが進むと現金の価値が目減りする一方、不動産など実物資産が値上がりするというのが理屈です。

 そこで、日米の不動産投資信託(REIT)の値動きを調べてみました。REITは「地主」としての権利を小口化し、土地・建物の賃料や売買益を分配する証券なので、不動産投資と似た感覚の商品です。

 

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