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ジャクソンホールと「8月は円高」格言の行方-FRB議長発言をどう受け取るか
<2022年8月9日>
こんにちは。JFSメールマガジン担当の松原蒼空(あおぞら)です。
お盆が近づいてまいりましたね。我が家では、仏壇に精霊馬を準備し、お盆期間中はご詠歌を唱えるなど、今時にしては珍しいかもしれないイベントが開催されます。お墓掃除の際に墓石の影でカエルが涼んでいる姿を見ると、夏の盛りを感じます。
それでは本日の編集長コラムをどうぞ。
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ジャクソンホールと「8月は円高」格言の行方-FRB議長発言をどう受け取るか
EPA時事
8月5日に発表された7月の米雇用統計は非農業部門の新規就業者数が52万8000人増と、25万人前後だった市場予想を大幅に上回りました。失業率も前月を0.1ポイント下回る3.5%に低下しました。雇用は物価の先行指標です。8月25~27日に米カンザスシティ連邦準備銀行がワイオミング州ジャクソンホールで開く経済シンポジウム、ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレ抑制へさらに語調を強めれば、日米金利差拡大の思惑からドル買い・円売りが再加速し、1ドル=140円を超えて円安・ドル高が進む可能性が出てきそうです。
しかし、経験則、合理的な説明が難しいアノマリー(相場格言)では「8月は円高」とされます。そこで今回はドル・円相場の月別の値動きを調べました。参照したのは日銀ホーム
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