ブルーウェーブも買い　どこまで上がるＮＹ株

＜2021年1月15日＞

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
最近、近所の公園で凧揚げをしている子供たちをよく見かけます。流行っているみたいですね。週末は特に混みあっていて、あちこちで凧同士が接触して絡まるのを見かけました。高く揚げるのにはなかなかコツがいりそうです。それでは今週の編集長コラムをどうぞ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ブルーウェーブも買い　どこまで上がるＮＹ株

AFP時事

　マーケットの動きを正確に予測するのは至難の業です。想定外のことが生じた場合だけでなく、経済統計やさまざまな事象に対する市場の反応を見誤ることも少なくありません。例えば、新型コロナ変異種の広がりや米国のブルーウェーブ、首都圏などへの緊急事態宣言再発令。一連のニュースで下がるだろうと思いきや、予想は完全に外れ、日米の株価は好調な動きになりました。

　これまではバイデン政権誕生と米議会の「ねじれ」の組み合わせが、相場上昇の大きな要因でした。上院を共和党が押さえていれば、法人や富裕層への増税などが難しくなると考えられていたからです。しかし、民主党がホワイトハウスと議会を支配するブルーウェーブが実現することになっても、市場はポジティブに受け止めました。

　米市場がこれほど強い理由はどこにあるのでしょうか。ＮＹダウが先週３日連続で史上最高値を更新した際、時事通信は以下の記事を配信しました。