「東京海上・宇宙関連株式ファンド」、純資産額が2000億円を突破-東京海上アセットマネジメント
2025年07月31日 08時00分

東京海上アセットマネジメントは、国内外の株式に投資する「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)」の純資産総額が2000億円を突破したと発表した。年初の1月6日と比べて1300億円以上増加し、3倍超の規模になった。
このファンドは、日本を含む世界の取引所に上場されている株式等の中から、成長が期待される宇宙関連企業の株式に投資する。宇宙関連企業の株式等の運用は、米国のヴォヤ・インベストメント・マネジメント・カンバニー・エルエルシーが行う。
東京海上アセットマネジメントでは、残高拡大の背景について「宇宙産業は、政府主導から民間企業主体のビジネスモデルへと大きく転換し、新たな成長市場として脚光を浴びている」と分析。
「衛星直接通信サービスや月・火星探査計画により、宇宙ビジネスは私たちの生活により身近な存在となり、米国が提唱する多層防衛システム『ゴールデンドーム構想』など、さらなる成長が期待される」と指摘した。