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ゴールベース型資産運用の支援残高、500億円を突破=2カ月半で100億円増加-日本資産運用基盤

2025年08月01日 07時00分

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 日本資産運用基盤(本社東京、大原啓一社長)は7月30日、ゴールベース型資産運用支援ソリューション(GBASs、ジーバス)の支援残高が500億円に突破したと発表した。今年5月に400億円を突破してから約2カ月半で100億円増加した。

 GBASsは、主に個人顧客を対象とした投資一任運用サービスだ。お客さまは、アドバイザーに相談しながら、ライフプランに応じた複数の目標(ゴール)と運用プランを専用ツールで設定できる。その後は、アドバイザーがプランの達成確率などを継続的にフォローアップし、お客さま一人ひとりに寄り添った長期的な資産形成をサポートする。

 日本資産運用基盤は、GBASsをアイザワ証券、証券ジャパン、野村アセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメントの4社を通じて、地域の銀行や証券会社、金融商品仲介業者などのアドバイザー機関に提供している。

 同社では、残高増加の背景について「地域金融機関等のアドバイザー機関では、従来の『投資商品販売』という事業モデルから、『お客さまの夢・希望を実現するためのコンサルティング・サービスを提供し、さらに、充実したアフターフォロー体制によってお客さまの伴走者になる』という事業モデルに転換している」と指摘。

 「このモデルがアドバイザー機関の担当者にもしっかりと根づいた結果、多くのお客さまから大きな信頼を得ることに成功し、順調に契約残高を伸ばしている」と分析している。

 

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