「ライフプラン」「金融資産運用」が上位に=iDeCo、NISAに関心高まる-日本FP協会の「くらしとお金のFP相談室」
2025年08月01日 07時30分

日本FP協会(白根壽晴理事長)は、お金の不安や疑問をファイナンシャル・プランナー(FP)に無料で体験相談できる「くらしとお金のFP相談室」について、2024年度の実施状況をまとめた。
それによると、実施件数は757件(前年度は731件)だった。年代別では、50代が36%と最も多く、次いで40代と30代がそれぞれ20%を占めた
テーマ別では、「ライフプラン」が401件でトップだった。2位は「金融資産運用」で220件。個人型確定拠出年金(iDeCo)や少額投資非課税制度(NISA)が整備され、老後のための資産形成に関心が高まっているという。3位は「リタイアメントプラン」が、昨年の4位から1ランクアップした。
同協会では、生活全般にかかわるお金の不安や疑問について、FPへの相談を体験できる「くらしとお金のFP相談室」を、全国8カ所に設置している。無料で50分間の対面相談を受けられるほか、一部でオンライン相談も実施している。