楽天証券とみずほ銀行、10月に「職場つみたてNISA」の提供を開始=「企業内個人ビジネス」で協同サービス
2025年05月20日 11時30分

楽天証券とみずほ銀行は、「企業内個人ビジネス」で協同サービスを開始する。第1弾として、7月から従業員に対する金融経済教育支援プログラムを、10月から「職場つみたてNISA」サービスの提供をそれぞれ開始する。
みずほ銀行には、広範な企業と取引基盤がある。一方、楽天証券は、個人の資産形成において利便性の高いサービス基盤を有している。両社が相互に補完することで、従業員の将来のお金に対する不安を軽減し、Financial Well-Beingの実現を支援する狙い。
金融経済教育支援プログラム「MONEY NAVIGATOR」は、みずほ銀行と楽天証券が協同で制作した動画を主体として教育プログラム。人生100年時代に必要な金融知識を体系的に学習できる。オンラインで受講できるため、場所や時間を選ばず、通勤中や休憩時間、休日など、好きなタイミングで視聴可能だ。
「職場つみたてNISA」は、事業主が従業員の資産形成を支援するための制度だ。みずほ銀行の法人顧客が「職場つみたてNISA」を導入すると、楽天証券のNISA口座で、給与天引きや口座振替により積立投資ができる。最初の積立設定だけでなく、その後の資産管理なども簡易に行えるという。「MONEY NAVIGATOR」と併行して利用することで「学びと実践」を両立できる。