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5割超が「自分に最適なプラン提案」に期待=AI×保険に関する意識調査-400F「オカネコ保険比較」調べ

2024年12月19日 08時00分

(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(クリックで表示)
(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(クリックで表示)

 ネット完結の保険比較・相談サービス『オカネコ保険比較』を運営する400F(東京、中村仁社長)は、「人工知能(AI)×保険に関する意識調査」を実施した。

 それによると、「AIを活用した保険選びで今後どのような機能を期待するか」を聞いたところ、「ライフプランや年齢に合わせた、自分に最適な保険プランの提案」が56.5%でトップだった。次いで「リスク診断や健康状況に基づいた、最適な保険プランの提案」(43.1%)、「各保険会社の保険料や保障内容の簡単な比較シミュレーション」(40.0%)の順番になった。調査は11月下旬に全国の「オカネコ」ユーザー455人に実施した。

 調査の中で「AIを活用した保険選びで不安に感じることは何か」を尋ねたところ、トップは「AIの提案が本当に正確かどうかわからない」(65.3%)。次いで「個人情報の管理・流出リスク」(50.8%)だった。

 「保険選びにおいて『人間(担当者)』のサポートは必要だと思うか」とする質問に対しては、「必須だと思う」(30.3%)、「あった方がよい」(45.5%)となり、約8割の人が必要だと考えていることが分かった。

(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(出所)「AI×保険に関する意識調査-オカネコ保険比較調べ」(クリックで表示)
松井大輔氏

 400Fの松井大輔氏は「多くの人が具体的な機能面でAIに期待を寄せていることが分かった」と指摘した。ただ、「『個人情報のセキュリティ』が大きな課題として浮かび上がっており、『人間(担当者)のサポートが必要だ』という声も多かった。人間とAIのハイブリッドなサービスモデルが業界にとって有効であることが示唆された」と分析している。

 

 

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