日本初のサウジ株ETFを上場=「SBIサウジアラビア株式上場投信」-SBIグローバルAМ
2024年11月01日 12時00分
(出所)SBIアセットマネジメント
SBIグローバル・アセット・マネジメントは、子会社のSBIアセットマネジメントが運用する「SBI サウジアラビア株式上場投信」(東証取引コード:273A)が10月31日、東京証券取引所に上場したと発表した。日本初のサウジアラビア株価指数連動型ETFになる。
このファンドは、「MSCI サウジアラビア・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果をめざして運用する。
同社によると、上場時の時価総額は21億円で、過去10年に東証に上場された新興国株式ETFで最大の規模。また、信託報酬は年率0.1925%(税込み)と、運用中の東証上場の新興国株式投資ETF17本の平均年率0.6374%(税込み)に対して最安となるという。
同社は「サウジアラビアは、経済改革プログラム『ビジョン2030』を進めており、サウジアラビアの経済成長に伴って株式市場の成長ポテンシャルも高まる可能性がある」と指摘。このファンドは「これまで馴染みの薄かった中東への投資機会となり、ポートフォリオの多様化や長期的な資産形成の機会を提供できると考えている」と話している。