早期の交渉進展のメイン・シナリオに変更なし=アモーヴァ・アセットの神山氏
2026年03月31日 07時30分

アモーヴァ・アセットマネジメントのチーフ・ストラテジストの神山直樹氏は30日、中東情勢の悪化懸念で急落したマーケットについて、コメントを公表した。
この中で、米国とイランが進めているとみられる停戦協議について「米国の武器消費が大きく、他地域への影響が出かねないことなどもあり、米国内でイランへの攻撃を支持する声は強くないこと、原油価格上昇によるインフレ懸念の強まりなどから、今年11月に予定されている米中間選挙を意識して早期に交渉が進展する」と予想した。
「イランも武器消費のみならず国内被害が拡大しており、打開を図りたいと考えるはずだ。これらの理由から、現時点では、紛争の長期化による経済混乱をメイン・シナリオにする理由はないと考えている」とコメントした。
マーケットの見通しについては「中東情勢の関係国による交渉進展でタンカーによる原油輸送の正常化が期待できるようになれば、株式のみならず、原油価格、金利、米ドル(対円)なども紛争前の水準を回復する」と予想した。
その上で、「引き続き、メイン・シナリオとして、紛争の終息に伴い、4月中にはホルムズ海峡のタンカー通行が正常化するとみている。そうなれば、日本などは政府による石油等備蓄の取り崩しなどで対応でき、原油不足も解消するだろう。ナフサ、アルミなどの不足も一時的で、企業収益に影響は出ないと想定する」とコメントした



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