「FTSE世界国債インデックス」の対象に、韓国国債を追加=来年11月から段階的に-FTSE Russell
2024年10月22日 08時00分
(出所)FTSE Russell(クリックで表示)
ロンドン証券取引所グループの傘下で、インデックスの開発・算出などを行う「FTSE Russell」は、先進国債券のベンチマークとして日本で広く使われる「FTSE世界国債インデックス(WGBI)」に、来年11月から韓国国債を組み入れることを決めた。
WGBIに採用されるには、①格付け(A格以上) ②市場規模(例えば50億ドル以上) ③市場へのアクセスの容易さ-の三つの基準を満たすことが必要だ。韓国は、①②に加えて、市場アクセスについても、基準を満たした。
韓国国債の組み入れに当たっては、1年間を組み入れ期間として、四半期ごとに割合を高める。最終的に、韓国国債の割合はWGBIで2.22%程度、WGBI(除く日本)で2.47%程度になる見通しだ。