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「お金を守る・増やす」の意欲が高まる=「物価高における貯金の実態調査」、貯金アプリFinbeeのネストエッグ

2024年10月21日 08時30分

(出所)ネストエッグ

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 貯金アプリFinbeeのネストエッグ(本社東京、川口雅史社長)がまとめた「物価高における貯金の実態調査」によると、20~40代の1000万円以上の貯金世帯が3年連続で増加し、過去最高になった。例えば40代では、2年前より3ポイント上昇して22%だった。

 「今後、増える・増やしたい支出」は、食費に次いで貯金が2位だった。同社では「現役世代において家計不安から貯金意欲が高まっており、堅実な金銭感覚が醸成されていることが見受けられる」と分析している。

 調査は、20~60代の男女1000人を対象に、10月2~4日に実施した。

◆貯金の目的、「資産運用」が2位
(出所)ネストエッグ

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 調査の中で、貯金の目的を尋ねたところ、生活費の45%に次いで、資産運用が15%を占めた。同社では「収入が伸び悩む中で、資産を増やすことへの関心の高さがうかがえる」と指摘している。

◆20代は「貯金」に6万円超、30・40代は「投資」に5.5万円超

 1カ月の家計項目の支出額を見ると、世代全体では「投資」「貯金」「食費」がトップ3で、すべて4万円後半の支出額になった。年代別に見ると、「貯金」では、20代が6万3236円で、全世代のトップだった。また、30代と40代は「投資」に5万5000円以上を支出していることが分かった。
(出所)ネストエッグ

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◆貯金のルール、「先取り貯金」「不用品処分」「500円玉貯金」

 目標金額を達成するための貯金のルールは、「先取り貯金」「不用品の処分」「500円玉貯金」が全世代で人気だった。

 このほか、「推し貯金」「歩数貯金」「365日貯金」「カレンダーの数字貯金」など、「エンタメ性があり、自分の趣味・嗜好に合わせたルールでコツコツ貯める貯金をしている人が多い」と指摘している。

(※)「推し貯金」⇒好きなアイドルなどが活動をしたときに、推しへの気持ちを貯金する。「歩数貯金」⇒歩いた歩数に連動して貯金する。「365日貯金」⇒1~365までの数字から1日1回、好きな数を貯金する。「カレンダーの数字貯金」⇒日にちに合わせて貯金する。
(出所)ネストエッグ

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