AM-One、「基準価額の1社計算化」など検討=今年度中めどに日本カストディ銀行に全面移管
2024年09月30日 09時30分
大手運用会社のアセットマネジメントOneと資産管理の日本カストディ銀行は、「基準価額の1社計算化」を含む投信ミドル・バックオフィス業務の効率化・高度化に向けて、協働検討を開始することで合意したと発表した。
アセットマネジメントOneは今年度中をめどに、投信計理等のバックオフィスシステムを、日本カストディ銀行に全面移管する方針。また、基準価額計算を含む両社間の業務効率化と高度化をさらに進めていく。
アセットマネジメントOneは、「今回の取り組みにより、当社は投信ミドル・バックオフィス業務に関する維持・運営負担から完全に開放される。運用業務へ経営資源を集中、資産運用の高度化を加速し、『資産運用立国実現プラン』へ貢献していきたい」とコメントした。
また、日本カストディ銀行は「将来的には、こうしたノウハウ・サービスを広く他の資産運用会社向けに提供することも検討していく」としている。