ウォール・ストリート・ジャーナル
バロンズ・ダイジェスト

マーケットニュース

「老後資金を試算した」は2人に1人、NISA利用に好影響=老後資金の意識調査-400F「オカネコ」調べ

2024年09月11日 08時00分

(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(クリックで表示)
(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(クリックで表示)
(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(出所)「オカネコ 老後資金の意識調査」(クリックで表示)

 国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ 老後資金の意識調査」をまとめた。この中で「老後に必要な資金について試算したことがあるか」を尋ねたところ、「ある」とする回答は50.2%となり、2人に1人が試算していることが分かった。調査は8月下旬に全国の「オカネコ」ユーザー786人に実施した。

◆試算したことがある人では、約7割がNISAを利用

 「老後資金の準備で行っていること」を、試算したことがある人に尋ねたところ、「貯金」が76.3%で最も多く、次いで「NISA(少額投資非課税制度)」が69.2%だった。「特に何もしていない」は1.2%とわずかだった。

 一方、試算したことがない人では、「貯金」が57.3%。「NISA」が48.6%にとどまり、「特に何もしていない」は21.1%と5分の1を占めた。

◆知識がなくても少額からスタートできる-松井氏

 同社イネーブルメント企画部の松井大輔氏は「調査の中で、資産運用を行っていない人に理由を尋ねたところ『興味があるが資金がない』『知識がなくやり方がわからない』『資産運用は怖いなどのネガティブなイメージがあるため』が上位を占めた」と紹介した上で、「オカネコでもそのような相談は多く、資産運用の知識が無くても少額からスタートできる運用方法をお伝えしている」と話している。

 
松井大輔氏


◆オカネコとは

 家計診断・相談サービス「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成など20問程度の質問に答えるだけで、同じエリア・同じ世帯構成の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断してくれる。その後、お金のプロから複数のアドバイスコメントが届くので、気に入ったコメントがあれば、チャットやオンライン面談などで、自分のペースで家計相談ができる。

 

 

ウォール・ストリート・ジャーナル
オペレーションF[フォース]