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「オカネコ」の400F、ゴールベース型のファンドラップを提供へ-ニッセイAМと業務委託契約

2024年03月22日 11時30分

オカネコ x ニッセイAМGoal Navi(ゴールナビ)

 家計診断・相談サービス「オカネコ」を展開する400F(本社東京)は、ニッセイアセットマネジメント(同)と金融サービス仲介業に関する業務委託契約を締結した。ニッセイアセットが運用する、個人向けファンドラップ「Goal Navi(ゴールナビ)」の提供を今夏にも開始する方針だ。

 「Goal Navi」は、お客さまのライフプランに寄り添い効率的にゴールまでナビゲートすることを目的とした、ゴールベースアプローチ型の投資一任運用サービスだ。資産形成の目的を決めたら「運用はおまかせ」できるため、「資産運用を始めたいが忙しくて時間のない人におすすめだ」という。

 400Fは、「オカネコ」を通じて、お金の専門家と相談者に出会いの場を提供している。さらに、自社のアドバイザー約20人が、相談の中で必要に応じて保険や投信等の金融商品を仲介しており、そのラインアップにファンドラップを加える。

 
大関洋社長

 ニッセイアセットマネジメントの大関洋社長は、このサービスの目的について「若い人を中心とした資産形成ニーズの高まりを受け、より多くのお客さまに『Goal Navi』を通じて、ライフプランに基づく効率的な資産形成ソリューションを提供することを目指している」と説明。

 「400Fが運営する『オカネコ』を活用することで、オンラインというチャンネルでの営業接点の強化を図り、より多くのお客さまの健全な資産形成のお手伝いをしていきたい」とコメントした。

 また、400Fの中村仁社長は、「『Goal Navi』はライフプランニングに基づく資産形成ソリューションであり、400Fの金融オンライン・アドバイザーが提供するサービスモデルの理念と合致している」と指摘。

中村仁社長

 「いよいよ日本も貯蓄から資産形成へと向かう中で、一人でも多くのお客さまにアドバイスを通じたフィーベース(残高に応じた報酬方式)での資産運用の大切さを伝えていければと考えている」と話している。

 

 

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