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FPを仕事に活用している人は810万人=知識のブラッシュアップに関心-日本FP協会推計

2022年10月14日 12時00分

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 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は、仕事でファイナンシャル・プランニングの知識を活用している人は約810万人に上るとする推計をまとめた。銀行業や保険業、税理士、社会保険労務士などに加えて、不動産や医療、社会保険/社会福祉/介護など、幅広い職業で利用されていると分析している。

 また、このうち約66万人は、ファイナンシャル・プランニングに高い意識を持って顧客対応を行い、FP6分野(ライフプランニングと資金計画、生命保険・損害保険、金融資産運用、タックスプランニング、不動産運用設計、相続・事業承継)のうち2分野以上に専門性を有しているという。この調査結果は、今年4~6月に全国の8万人に実施したアンケート調査から推計した。

 調査の中で、FPの問題意識や悩みごとについて尋ねたところ、「FP関連知識のブラッシュアップについて、常に問題意識があることが分かった」という。具体的には、「専門的・最新の制度や商品に関する知識」に対するニーズが高く、金融機関等に所属しない独立系のFPでは「基礎的な制度や商品に関する知識」を求める声も相対的に大きいことが分かった。

協会によるFP実務家支援協会によるFP実務家支援(クリックで表示)

 同協会では、FPの専門知識・スキル向上のための研修やセミナーを開催したり、会員同士の交流・人脈構築のための場を提供したりしているという。

 

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