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市場を俯瞰し長期的な目線で運用を=THEOが投資家向けにリポート

2022年02月28日 11時00分

投資一任型のロボットアドバイザー「THEO」

 投資一任型のロボットアドバイザー「THEO」を展開するお金のデザイン(本社東京。山辺僚一社長)は、「ウクライナ情勢の今後の世界市場やTHEOに対する影響は」をテーマに、顧客向けリポートを発行した。この中で「市場の一時的な上げ下げに一喜一憂するのではなく、市場のなりゆきを俯瞰(ふかん)して長期的な目線で運用を行っていくことが良いと考えている」と、冷静な対応を呼び掛けている。

 THEOは、上場投信(ETF)を通じて、世界約86カ国・地域の約1万1000銘柄以上に分散投資している。ロシア関連の投資を見ると、長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」全体に占める実質的なロシア株式の組み入れは1%以下、相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」に占めるロシア債券の割合も1%以下と、それぞれ非常に低いという。

 レポートでは、今後の注目点として「質への逃避」「物価動向」「経済制裁」を挙げて分析するとともに、世界経済が経済的な困難や争いによる困難に見舞われ、事態が複雑になる中で、「最も避けなくてはならないことは、短期的な市場の上げ下げに惑わされるままに、投資に対して消極的になることだ」とアドバイスしている。

 その上で「長期でみたときに資産を増やしていくための投資の基本」として、THEOが実践している①長期投資②幅広い資産クラスへの分散投資③投資タイミングの分散(積み立て)④適切なリスク・コントロール-という四つのポイントを紹介するとともに、市場の動きによって変化してしまった資産配分を元に戻す「リバランス」の効果について解説している。

【ホームページ】お金のデザイン
https://www.money-design.com/

【ホームページ】THEO
https://theo.blue/

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