「eMAIXS」シリーズが2兆円を突破=わずか9カ月で倍増-三菱UFJ国際投信
2021年10月11日 13時00分
『eMAXIS」シリーズの純資産総額の推移(クリックで表示)
三菱UFJ国際投信が運用するノーロード・インデックスファンド「eMAIXS(イーマクシス)」シリーズの純資産総額が10月8日、2兆0244億円に到達した。このシリーズは2009年にスタートし、今年1月に約12年超をかけて1兆円に達したが、それからわずか9カ月で2兆円を突破するなど、資金流入が加速している。
現在の対象ファンドは63本。主な内訳をみると、業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける「eMAIXS Slim(イーマクシス スリム)」シリーズの純資産総額が1兆6182億円(10月8日現在)に、自動運転やバーチャルリアリティなど革新的なテーマを対象とした指数に連動することを目指す「eMAIXS Neo(イーマクシス ネオ)」シリーズが575億円(同)に、それぞれ拡大している。
◆受益者還元で手数料低下
受益者還元型信託報酬率を適用しているファンド(クリックで表示)
「eMAIXS Slim」シリーズでは、一定の純資産総額を超過した部分について、より低い信託報酬率を適用する「受益者還元型信託報酬率」を採用しており、資産規模拡大のメリットを投資家が享受できる。そうしたファンドは、8日時点で7本になっている。