9月末の投信残高、初の160兆円台=2カ月連続で過去最高-投信協会
2021年10月14日 09時00分
公募投信の純資産総額等の推移(クリックで表示)
投資信託協会がまとめた9月末の公募投信残高は、前月比1.8%増の160兆4088億円と2カ月連続で過去最高を更新し、初めて160兆円台になった。海外株式型や内外株式型の投資信託を中心に資金流入が続いている。
一方、公募株式投信のうち、主に日銀や機関投資家が保有する上場投資信託(ETF)を除いた残高は、同0.6%減の82兆5024億円だった。
◆投資信託の比率、4.46%に上昇
主要国における個人金融資産構成の比率(クリックで表示)
日銀がまとめた資金循環統計(速報)によると、日本の個人金融資産に占める投資信託の比率は4.46%(2021年6月末)に上昇した。同3月末は4.32%だった。