アセットマネジメントＯｎｅ、ＥＴＦ組成で覚書を締結＝サウジアラビア最大のＥＴＦ運用会社と

2025年12月03日 07時30分

　アセットマネジメントＯｎｅ、サウジアラビア最大の運用会社であるAlbilad Capital（ＡＢＩＣ）、Asset Management One International（ＡＭＯＩ、本社ロンドン）の３社は、上場投資信託（ＥＴＦ）の設定・運用に関する協力体制を確立する覚書を提携した。

　ＡＢＩＣは、イスラム法の原則（シャリア）に準拠する「日本市場に上場し日本株に投資するＥＴＦ」を通じて、サウジアラビアの投資家に日本株へのアクセスを提供することをめざす。このファンドの設定・運用は、アセットマネジメントＯｎｅが行う。

　また、２０２６年末までに「サウジアラビア市場に上場し日本株に投資するＥＴＦ」を実現することや、将来的に協力範囲を拡大し、さらなる投資商品の開発を実現することで、投資家に革新的で付加価値のあるソリューションを提供することをめざす。

　アセットマネジメントＯｎｅは２０２４年１２月、東証にサウジアラビア株価指数連動型ＥＴＦ「Ｏｎｅ ＥＴＦ ＦＴＳＥ・サウジアラビア・インデックス」を設定しており、日本の投資家にサウジアラビア株への投資機会を提供している。