コモンズ投信、「コモンズ・グローバル30ファンド」を新規設定へ=世界の株式に長期・厳選投資-12年ぶり直販に新ファンド、ネット証券でも販売
2025年11月25日 07時01分

独立系運用会社のコモンズ投信は12月3日、世界株式に長期・厳選投資する「コモンズ・グローバル30ファンド」を新規設定する。個人投資家に投資信託を直接販売する「直販」に新ファンドを投入するのは12年ぶりになる。また、同月8日以降、ネット証券での取扱いが順次スタートする。
このファンドは、コモンズ投資がスコットランド・エジンバラのウォルター・スコット社の投資助言を受けて、日本企業を除く世界の企業30社程度に投資する。銘柄選定に当たっては、企業の成長性、競争優位性、財務の健全性などを重視する。「市場ではなく、企業が富を生み出す」とする投資哲学に基づき長期投資することで、企業の成長とともに資産価値を増大させることをめざす。
ウォルター・スコット社は、1938年にスコットランド・エジンバラで設立された。世界的に著名な長期投資家で、厳選した銘柄に投資して、顧客資産を守り・育てる運用を行ってきた。
コモンズ投信は2007年の設立で、旗艦ファンド「コモンズ30ファンド」を通じて、厳選した日本株式30銘柄程度に長期投資している。「30年目線」で企業に投資し、長期的な価値創造に貢献してきた。
コモンズ投信の伊井哲朗社長兼最高運用責任者は「両社は、ともに長期投資を実践している。ウォーター・スコット社の社長とお会いするたびに、投資哲学、投資プロセス、運用を担当する人材などが非常に似ていることを確認してきた。世界株式についても、厳選した銘柄に長期投資するファンドを提供できることを楽しみにしている」と話している



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