デフレ脱却と財政健全化　どうする岸田政権　骨太の方針

＜2024年4月5日＞

こんにちは、JFSメルマガチームの新村です。
今週は各地で新入社員とおぼしき若者を見かけて、ほっこりした気持ちになります。我が社も新入社員が入社してきてくれました。研修時の名札をつけたまま元気に会社を出ていく子を見かけたので思わず声をかけてしまいました。
それでは今週の記事をどうぞ。

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〔財金レーダー〕岸田政権の浮沈も左右＝「デフレ脱却」と「財政再建」

時事

　２０２４年は日本経済が３０年来のデフレから脱却できるかの正念場となる。日銀のマイナス金利政策解除で「金利のある世界」が視野に入り、借金頼みの放漫財政は大きな転換点を迎える。「政治とカネ」の問題で内閣支持率が過去最低を記録するなど苦境に立たされている岸田文雄政権にとって、６月にもまとめる経済財政運営と改革の基本指針（骨太の方針）は例年以上に重みを増すことになる。

　◇財政再建派に復活の兆し

　今年の骨太の方針は、２５年度に国と地方の基礎的財政収支（プライマリーバランス＝ＰＢ）を黒字化する現行の財政健全化目標などを見直すかが焦点となる。ＰＢは政策に使う経費を国債を発行せずに税収などで賄えるか否かを示す指標で、国・地方のＰＢは１９９２年度以降一貫して赤字が続いている。国際通貨基金（ＩＭＦ）によると、日本の債務残高対ＧＤＰ（国内総生産）比は２０２