2024年のリスクは米大統領選～トランプ復活なら金利上昇・株安も

＜2024年1月9日＞

こんにちは。JFSメールマガジンチームの鶴田です。本年もよろしくお願いいたします。
どのようなお正月を過ごされましたか。社会人になったタイミングでお年玉制度がなくなりました。年下の親戚がいるのですが、いつから渡す側に回ればいいのか分からず、何もしていなかったのですが、来年社会人になるそうです。これでは来年も渡すことはなさそうです。年に数回しか会わないと早いものですね。
それでは本日の編集長コラムをどうぞ。

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2024年のリスクは米大統領選～トランプ復活なら金利上昇・株安も

AFP＝時事

　2023年は世界的に株価が上昇しました。今年は1月2日に米ダウ工業株30種平均が史上最高値を更新し、9日に日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を付けるなど幸先のいいスタートを切りました。ただ、どんな相場にもリスクは付き物。「株価は投資家の期待で決まる」と言われますが、期待通りに動いてくれないのも株価です。

　昨年はダウが14％、日経平均が28％それぞれ上昇したほか、欧州主要企業をカバーするSTOXX600指数も12％高と2けた上昇を確保し、先進国の株高が鮮明でした。年初も米国の早期利下げ観測が株価を押し上げました。

　一方、不安要因もあります。ウクライナやイスラエルでの紛争長期化や台湾をめぐる