大和アセット、国内初の台湾株のみに投資するETFを上場へ＝「iFreeETFキャセイ台湾テックリーダー指数」

2025年08月26日 08時00分

（出所）大和アセットマネジメント

　大和アセットマネジメントは、国内初となる台湾株式のみに投資する上場投資信託（ETF）を９月１２日、東証に上場する。

　このファンドは、「iFreeETFキャセイ台湾テックリーダー指数」（証券コード：413A）。台湾ETF市場の大手のキャセイ投信が運用する「Cathay Taiwan Technology Leader ETF」への投資を通じて、「台湾テックリーダー指数」への連動を目指す。

　この指数は、台湾の半導体産業を含むテクノロジー・通信関連企業のうち、流動性と収益性に優れた上位３０銘柄で構成されており、世界の半導体産業成長の恩恵を受ける台湾テック企業へ厳選投資する

　大和アセットマネジメントは今年６月、キャセイ投信と「ETFのクロスボーダービジネスにおける協働強化を図るための覚書」を締結した。

　今回のETFの東証上場について、「日台 ETF相互上場を通じ、両国の投資家に新たな投資機会を提供する取組みの一環」と指摘。「今後、キャセイ投信と協働で、台湾市場へ商品の提供を進めて行くことも検討している」（大和アセットマネジメント）と話している。