日本初、「Russell 1000」のインデックスファンド=米国大型株に投資、三井住友トラストAМが運用
2025年01月16日 10時00分
(※)目論見書等より時事通信社作成、2025年1月15日時点(クリックで表示)
世界の大手インデックス・プロバイダーFTSE Russellは、日本の国内投信として初めて、米国大型株の「Russell 1000 Index」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドが設定されたと発表した。
三井住友トラスト・アセットマネジメントが1月15日に運用を開始した「My SMT ラッセル1000米国株式インデックス(ノーロード)」で、SBI証券が販売する。少額投資非課税制度(NISA)の成長投資枠ファンドだ。
この指数は、約1000銘柄の米国大型株式で構成され、時価総額ベースで米国株式市場の投資可能なユニバースの約93%をカバーしている。タイムリーに新規上場(IPO)銘柄を追加する仕組みになっており、米国経済をけん引する新興成長企業への投資機会を、他の米国主要指数よりも早く組み入れて、投資家に提供しているという。
「My SMT ラッセル1000米国株式インデックス(ノーロード)」は、購入時手数料が無料のノーロードファンドで、信託報酬は年率0.0715%以内(税込み)としている。
FTSE Russell CEOのフィオナ・バセット氏は「ラッセル1000指数は米国経済の真のダイナミズムを捉える指数であり、ルールに基づいた透明性の高い手法で構築されている。本ファンドにより、日本でも需要の高い米国大型株市場への新たな投資機会を日本の投資家の皆さまにもご提供できることを大変うれしく思う」とコメントしている。